知っておくと助けになる情報

トラウマの治療について

トラウマ、PTSD、複雑性PTSDの影響が考えられる場合、できれば、PTSDやトラウマの診療経験がある精神科を受診することが望ましいとされています。
理由は、トラウマによる反応は、うつ病や不安障害と似て見えることが多く、トラウマの視点がないまま診療が進むと、つらさが十分に理解されないことがあるためです。

受診先を考えるときのポイント

すべてを満たす必要はありませんが、次のような点がある医療機関は、トラウマの治療につながりやすい傾向があります。

  • PTSDやトラウマについての記載がある精神科・心療内科
  • 心理療法(認知行動療法など)について説明がある
  • 症状だけでなく、これまでの体験にも配慮すると書かれている

※ 初診時に「トラウマの影響が気になっている」と伝えても構いません。詳しく話せなくても問題ありません。

もし見つからない・迷うときは

お住まいの地域で「PTSDを専門にしている」とはっきり書かれた医療機関が見つからないことも少なくありません。
その場合でも、精神科を受診し、トラウマの影響が気になっていることを伝えることが、治療への入口になります。
必要に応じて、専門的な治療や支援につながる相談先を紹介してもらえることもあります。

大切なこと

トラウマの治療は、一度の受診で解決するものではありません。
また、すぐに過去の体験を話す必要もありません。

「自分のつらさには理由があるかもしれない」

そう思って医療につながること自体が、回復に向かう大切な一歩です。
また、合わない、傷つけられたなどを感じたときは、別の医療機関を検討しても構いません。
それは「逃げ」ではなく、自分を守るための選択です。

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